記事は、中国人はさまざまな食材を湯気がもうもうと立ち込める温かい食べ物に調理して食べることをこよなく愛するとする一方で、海を隔てた隣にある日本では「冷たくて硬い弁当を好み、熱い料理はあまり食べない」と紹介。日本の胃袋はそんなに強いのだろうかと疑問を提起した。
そのうえで「実は、日本人だって弁当を加熱して食べたがる人はたくさんいるのだが、それでもやはりかなりの人が冷めた弁当を好む」と説明。そこには歴史的な背景があるとし、「日本人が冷たい弁当を食べるようになったのは、戦国時代に戦に明け暮れていた頃だ。行軍の際におにぎりが持ち運びに便利だということで流行しはじめ、戦乱が止んで平和な時代が訪れても冷たいおにぎりを食べる習慣は変わらなかった」と説明している。
そして、「温かい料理が当たり前のように食べられる現代においても、冷たい弁当は日本人の伝統として受け継がれている。なかには、温かい弁当には『魂』がないとし、冷たい弁当こそおいしいという人までいる。これには多くの中国人観光客も理解できないことだろう」とした。その一方で、「郷に入れば郷に従え」という言葉を持ち出して、日本に行った際には一度冷たい弁当を食べてみるのも一興だと勧めた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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