記事は、日本卓球協会の宮崎義仁強化本部長が先日世界の女子卓球の構図について評し、以前に比べると強弱の差がさらに拡大する一方、日本が頭角を現し始めており、現状ではすでに日中の覇権争いの時代に入ったとの認識を示したと紹介した。
そして宮崎氏が、これまでは中国の一人勝ち状態で、日本、韓国、シンガポール、台湾、香港、北朝鮮などが同じレベルにいたが、ここ数年で日本が抜け出し、世界の大きな大会で上位に入る日本人選手の数が増えたとし、中国が依然として優位な状態が続いているものの、今や「日本と中国の2強時代を迎えた」としたことを伝えている。
その一方で、宮崎氏が欧州勢に勢いがないことに憂慮を抱いていると紹介。大きな国際大会でベスト16に入る欧州選手がほとんどいない現状について「日本の強化本部長という身分を離れて言えば、1人の卓球人として寂しさを感じる」と述べたとした。
そして、女子卓球界の将来について宮崎氏が「アジア勢のち密さとスピード、欧州勢の創造性とパワーがぶつかり合ってこそ世界の卓球は進化し発展する」とし、欧州勢の奮起に期待を寄せたことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本の風俗店を体験しようとした中国人観光客が断られる、その理由に「日本らしさ」を感じた=中国メディア
外国から入ってきたのに、日本で味噌や醤油と並んで愛されている調味料とは?=中国メディア
まずは自動車? 日本の輸入規制受けた韓国で日本製品のボイコット、メディアからは憂慮も
中国人観光客が京都で舞妓を囲み、無理やり写真撮影・・・日本国内で問題視=中国メディア
日本が間もなく水素電池車を量産・・・われわれの方向性は間違っていた?=中国メディア