日本の夏の風物詩ともなっている「流しそうめん」。日本の漫画やアニメなどでよく出てくるため、中国人には興味津々のようだが、中国メディアの今日頭条は13日、衛生面を心配する記事を掲載した。
日本の「汚い美食」なのかと疑問を呈している。

 記事はまず、日本の美食は中国人に非常に注目されていると紹介。日本旅行の美食を楽しむことが多くの中国人の「訪日目的」となっているという。そんな中国人は、季節を感じさせる「流しそうめん」にも注目しているようだ。

 記事によると、日本の良い思い出作りに流しそうめんにチャレンジする中国人は増えているという。記事の中国人筆者自身も最近、大阪旅行の際に体験したそうで、「面白かったが、あまりおいしくはなかった」と振り返っている。むしろ気になったのは「衛生面」で「この食べ方は汚すぎる」と感想をつづり、「下の方の人はみんなの唾を食べるようなものではないか」と主張している。

 下まで流れてしまった麺が無駄にならないよう、一番下にはざるが置かれているが、「これを食べたいと思う人は誰もいないのではないか」とも述べている。理由はやはり「どれだけの唾が含まれているか分からない」からのようだ。

 しかし、筆者自身も指摘しているが、中華料理はそもそも大皿の料理をみんなが箸でつついて食べるもので、この食べ方こそ「みんなの唾を食べる」ようなものだろう。このためか、寄せられたコメントを見ても「気にするようなことではない」との意見が多かった。「火鍋」などを例に出し、「中国の食事は直箸が普通」との指摘が多く見られた。


 ほかにも、「中国の食事の方が問題」、「それよりもおいしいかどうかの方が重要」など、特に問題視しないという意見が並んだ。中国では、自分の箸で他人におかずを取り分けてあげるというマナーがあるほどであり、日本の流しそうめんの方式など気にならなくても当然なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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