記事は、17日夜に新潟で行われたJ2アルビレックス新潟―ファジアーノ岡山FC戦で、急性白血病の療養のために第一線から離れていたアルビレックスのDF早川史哉選手が3年4カ月ぶりにベンチ入りを果たしたことを伝えた。
そして、早川選手が2016年4月に急性白血病と診断され、プロ入りからわずか4カ月で戦列を離れて長期の闘病生活を余儀なくされたと紹介。発達した現代の医学でも第一線に復帰することはおろか、生存の保証も100%ではない厳しい状況だったが、所属先のアルビレックスは「凍結」という形で早川選手との契約を保留し続ける配慮を見せたとしている。
そのうえで、早川選手がついに大病を克服し、17日のファジアーノ戦で16年4月24日のJ1第1ステージ第8節・名古屋グランパスエイト戦いら1210日ぶりとなるJリーグ公式戦のベンチに戻ってきたと説明。この試合で出場機会はなかったが「すでに彼はサッカー界での奇跡を成し遂げた」と評するとともに、現在の健康状態も良好であると伝えた。
記事はまた、早川選手が5月に新潟市内の中学校で白血病の闘病生活に関する講演を行ったこと、2月には白血病の罹患を公表した競泳の池江璃花子選手について「白血病を経験した僕から周りの方々にお願いがあります。池江選手に温かい優しさをたくさん与えてほしいと思います」、「周りの多くの方はどうしても綺麗なドラマのように、復帰して再び活躍する姿を見たいと期待していると思いますが、まずは一人の人間として元気になってくれることを僕は願っています」とのメッセージを発信したことを併せて紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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