記事は、8日終了したカタールオープンでは、男子シングルスで樊振東選手が、女子シングルスでは伊藤美誠選手を下した陳夢選手が優勝し、男女それぞれのダブルスと合わせて中国勢が4冠を達成したと紹介。
そのうえで、今大会で中国勢は引き続き突出した実力を見せつけたと評する一方で「一部で懸念事項も存在した」と指摘。男子シングルスでは許キン(日+斤)選手がイングランドの選手に敗れる波乱があったほか、女子シングルスでは伊藤選手が決勝こそ敗れたものの、準決勝では丁寧選手を大差で破る強さを見せたことを挙げた。また、女子シングルス、女子ダブルス、そして混合ダブルスの3種目で日本勢が決勝に進んだことも、中国が今後一層警戒するに値することを示すトピックとして示している。
記事は中でも、東京五輪で実施される唯一のダブルス種目である混合ダブルスで、日本勢が中国勢を破って優勝したことについて「間違いなく中国代表に試練を与えるもの」だと評した。一方で、今回出場した中国の混合ペアは許・劉詩ブン(雨冠に文)の最強コンビではなかったことも「指摘しておく必要がある」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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