日本アクセスは、未発売・開発途中の食品を発売前に購入・体験できるクラウドファンディングサイト「サキニタベタイ」を4月27日にオープンした。生活者に新しい食との出会いを提供するとともに、メーカー側が発売前の製品について生活者のリアルな反応を把握できる場として提案する。


 近年、生活者ニーズの多様化や物価上昇を背景に、メーカーや小売業では新商品の開発リスクや導入判断の難しさが課題となっている。また、日常の買い物では、タイムパフォーマンスが重視され、売れ筋商品に集中する一方で、新しい商品とじっくり向き合う機会が減り、「魅力的な新商品であっても生活者に手に取ってもらえる機会を得られないまま、市場から姿を消してしまうことが少なくない」という。

 こうした現状に対し、日本アクセスでは商品が市場に出る前の段階から、生活者のリアルな反応を把握、マーケットインの商品につなげる新たなソリューションとして「サキニタベタイ」を開発した。第9次中期経営計画で掲げる「ソリューションプロバイダーへの進化」に向けた取り組みとして、生活者・メーカー・小売業それぞれの課題を起点に、“売れる前に売れる確信をつくる”新しい商品開発プロセスを実現する。

 「サキニタベタイ」では、メーカーが発売前の商品やコンセプトを掲載、ECで販売する。生活者は発売前の商品をいち早く購入し、実際に食べた感想や評価を投稿することで、商品が世に出るまでのプロセスに関わることができる。メーカーは購入数や購入者のコメントを通じて、商品への関心度や評価を把握できることが可能で、新商品の発売判断や販売規模、販売策の検討に役立てることができる。

 将来的には、生活者から寄せられたアイデアや声を起点にした商品化など、生活者とともに商品を生み出す“真のマーケットイン”を実践する場としての活用も視野に入れている。

 「サキニタベタイ」プロジェクト第一弾として、高校生がレシピを考案した冷凍おにぎり3種を掲載。今後、日本アクセスのオリジナルブランド商品をはじめ、メーカーのNB商品などを対象に展開を広げていく予定だ。

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