イオン「トップバリュ」 全商品で環境配慮を実装 プラスチック削減を推進
3Rマークで選びやすく
 イオンは、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」の食品・日用品の全アイテムにおいて、環境配慮商品への切り替えが2025年度末までに完了した。おいしさと品質を維持しつつ、独自基準で原料調達から商品設計、包装資材まで各工程を見直している。
足元ではもやしの袋サイズをコンパクト化したり、豚肉の発泡トレーをなくしたり、プラスチック使用量の削減を推進する。

 5月28日にサステナブル戦略進捗説明等に関する記者会見を開催。

イオントップバリュの土谷美津子社長は「お客様が毎日の生活の中で環境配慮を実感できるように、取り組みをさらに進化させていく。各工程の無駄を省く企業努力により、エコノミーとエコロジーを両立させることが大切」と説明。

独自基準による「3Rマーク」(=へらす、くり返し使う、リサイクル)をパッケージで表示するなどし、生活者が環境配慮商品を選びやすくしていることなどを紹介した。

 直近はプラスチック使用量の削減を推進。「もやし」は袋のサイズを小さくし、デザインの色数や使用量も削減。シンプルで分かりやすいパッケージに統一した。6月末から順次切り替え。

 「豚肉」の包材は、発泡トレーからフィルムのみに変更。コンパクト化でトラックの積載効率が50%改善するという。今後は売場での見え方や使いやすさを検証する。


 「ざるそば」はつゆカップをなくした。「1食当たり約5円のコスト削減」(土谷社長)と効果は大きい。薬味も省いて必要な機能に絞り込んだ。

 トップバリュの人気商品「ギリシャヨーグルト」は包装資材を大幅に見直し。カップの薄肉化、ふたのアルミから紙製への変更などを合わせ、重量26・8%削減を実現した。

 「自然との共生」を掲げる一環で、20年から「平飼いたまご」を販売。トップバリュの全たまごに占める販売構成比は約10%まで高まった。

 「もったいない」を価値に変える取り組みとして、野菜の端材を有効活用する。キャベツの芯エキスは魚惣菜やドレッシングに、長ネギのわき芽はきざみねぎに使用した。

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