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小田原ドラゴン(おだわら・どらごん) 1970年生まれ、兵庫県出身。『僕はスノーボードに行きたいのか?』でヤンマガ月間新人漫画賞奨励賞を受賞。
『コギャル寿司』で第47回文藝春秋漫画賞受賞。代表作に『おやすみなさい。』『チェリーナイツ』『ぼくと三本足のちょんぴー』『今夜は車内でおやすみなさい。』など。週プレNEWSオリジナル漫画『堀田エボリューション』のデジタルコミック第1~2巻発売中

2024年9月、集英社「週プレNEWS」で連載が始まった小田原ドラゴンの新作漫画『堀田エボリューション』。フィクション作品としては実に9年ぶりとなる待望の新作です。では、この奇才・小田原ドラゴンは、どのような歩みを経て『堀田エボリューション』にたどり着いたのか――。その創作の舞台裏をじっくり紐解いていきます。

連載第36回は、試乗取材した軽自動車について語ります。

*  *  *

先月、日産の公道試乗会を取材する機会がありました。スタート地点は東京プリンスホテルの駐車場でした。東京タワー周辺を軽く流す、いわゆる体験試乗というやつです。

 

担当編集がニヤニヤしながら「せっかくだからフェアレディZとかGT-Rどうですか」と推してくるんですが、確かにどちらも華があって歴史もある名車。でも正直なところ、僕は昔から軽自動車に妙な愛着があるんです。 

漫画家・小田原ドラゴンが語る「軽自動車」【連載第36回】
『今夜は車内でおやすみなさい。』(講談社)

『今夜は車内でおやすみなさい。』(講談社)

実際、今のクルマの前は、『今夜は車内でおやすみなさい。』(講談社)にも登場したホンダのN-VAN。購入前には売れ筋のN-BOXにも乗ってみたんですが、どうにも自分の感覚にハマらなかった。車中泊もするので、最終的にN-VANを選びました。 

そんな流れもあって、今回あえて選んだのが日産の軽スーパーハイトワゴン、ルークス。別に日産の回し者でもなんでもないんですが、これがちょっと驚きで。

漫画家・小田原ドラゴンが語る「軽自動車」【連載第36回】
東京タワーを望むロケーションで、日産ルークスのステアリングを握る小田原先生

東京タワーを望むロケーションで、日産ルークスのステアリングを握る小田原先生

漫画家・小田原ドラゴンが語る「軽自動車」【連載第36回】
試乗を終えた小田原先生。走りの余韻を残しつつ、続いては資料用の撮影へ

試乗を終えた小田原先生。走りの余韻を残しつつ、続いては資料用の撮影へ

走り出してすぐ、「あれ、なんか普通車っぽいぞ」と感じたんですね。どっしりしていて直進も安定しているし、「軽=うるさい、疲れる、落ち着かない」といった印象が薄い。
 

その感想を助手席の担当に話したら、ルークスの開発には、かつてスカイラインGT-RやフェアレディZ、シルビアといったスポーツカーを手がけてきた人物が関わっているらしい。さらに最近はデイズやルークス、サクラといった軽も担当しているとのこと。 

それを聞いて、なんだか妙に納得しました。ただし、試乗したのは最上級グレードで、お値段は約250万円。オプションを盛れば軽く300万円台に届くとか。まあ、それだけ出せばそりゃ快適ですよね、という話ではあるんですが(笑)。 

漫画家・小田原ドラゴンが語る「軽自動車」【連載第36回】
『堀田エボリューション』デジタルコミック第2巻発売中

『堀田エボリューション』デジタルコミック第2巻発売中

こうやって普段触れないクルマに乗ると、ちょっと世界が広がる感じがするんです。拙作『堀田エボリューション』にもいい影響が出ると思います......たぶん(笑)。機会があればまた試乗会取材に行ってみたいですね。僕は真剣に次の愛車を探しているので。

《つづく》

漫画家・小田原ドラゴンが語る「軽自動車」【連載第36回】
週プレNEWSで連載中『堀田エボリューション』(©小田原ドラゴン/集英社)

週プレNEWSで連載中『堀田エボリューション』(©小田原ドラゴン/集英社)

撮影/山本佳吾 週プレ自動車班

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