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今年3月までアイドルとして活動し、今後はソロの活動を行なっていく鈴木萌花(ex.AMEFURASSHI)。そんな彼女のソロ名義での初めての活動である、デジタル写真集『SHE IS HERE』が、5月27日(水)にリリースされた。

本インタビューでは、「リスタート」「彼女感」をキーワードに撮影した初のデジタル写真集の話や、グループ解散後の日々、そして今後についてなどを語ってもらった。

*  *  *

【喜怒哀楽を全部入れていただきたい】

――3月のAMEFURASSHI解散後、鈴木さんにとって初めてのソロ活動が始まりました。

鈴木 すごく不思議な気持ちです(笑)。これまで約13年間、アイドルとしてグループで誰かと一緒に活動してきたので、とにかくすべてが「自分の人生」というか。不安な気持ちはあるんですけど、周りのスタッフさんやこれまでのファンの方々、元メンバーも「応援しているよ」という言葉をくれて。そういう声をいただけるって、すごく支えられているなと感じるんです。だからこそ、いろいろ挑戦していきたいなと思っています。

――ソロではどんなことを中心に活動していくんですか?

鈴木 まだまだ常に考えながら過ごしているところなんです。歌やダンスをはじめ、これまでの活動でいろんなことをさせていただいてきたから、これからもいろんな道があると思うんですけど、逆に「どれが一番いいんだろう?」って。日々、SNSを見ながら研究している最中です!

鈴木萌花(ex.AMEFURASSHI)がリスタートを切る初デジタル写真集をリリース「自分自身の象徴として『涙』を収めていただきたかったんです」

――そんな中、「鈴木萌花の再出発」の第一弾としてデジタル写真集の撮影を行ないました。

鈴木 これまでもファンの方の前では言ってきたんですけど、実は元々、自分自身の写真集というものに挑戦してみたかったんです! 口にしてきたからこそ、発売前に告知させていただいたときからすごく喜んでくださる声が多くて。ありがたかったですし、自分も仕上がりを見せていただいて、「1秒でも早く届けたい!」という気持ちでいっぱいでした(笑)。

――制作にあたり、鈴木さん自身からたくさんアイデアをいただきました。

鈴木 「始まりの意味で海に行きたい」とか「ギターの弾き語りをしたい」とか......ファンの方々もこういうのが見たいんじゃないかなというのを想像して希望を出させていただきました。これまではグループのコンセプト的に「キメキメ!」な撮影が多かったので、街歩きの中でポストに顔を乗せて撮ったり、お部屋着っぽい格好でハミガキしたり。「素の私」という感じをたくさん撮影していただけた感じがして。そういう意味でも「新しい私」がたくさん詰まっているんじゃないかなと思います。

――当日、印象的だったことは?

鈴木 ケータリングで用意していただいたカレーがおいしかったことと(笑)、なにより「こんなにもたくさんの方が動いてくださってるんだ」って、あらためてありがたみを感じました。

――意外というのも変な話ですが、"そこ"なんですね。13年間、表舞台に立ち続けてきたわけじゃないですか。

鈴木 グループ時代ももちろん感じていたんですけど、ひとりだけになっても撮影にたくさん準備をしていただいて、当日衣装がたくさんあって、メイクしていただいて......って。すごいことで忘れちゃいけないなと思いました。

鈴木萌花(ex.AMEFURASSHI)がリスタートを切る初デジタル写真集をリリース「自分自身の象徴として『涙』を収めていただきたかったんです」

――当日、最後の撮影は「海岸沿いでの弾き語り」。鈴木さんからは、ここで「涙を流すカットを撮りたい」という希望をいただいていましたが......?

鈴木 どうしても撮っていただきたくて、頑張りました(笑)。

写真集を見ていただく方にどう受け取っていただくかはお任せしたいんですけど、私自身はよく泣く人間というか。お家でも考え込みすぎてよく泣いてきたし、ライブでも感情が溢れて涙してきたし。自分自身の象徴として「涙」を収めていただきたくて。

――なるほど。「お家でも」って、明るいイメージがあったのでちょっと意外です。

鈴木 本当ですか? 実はわりとネガティブな人間で(笑)。そう思っていただいているなら安心でした。でも本当に、「せっかく写真集を撮っていただけるなら、今までの気持ちや喜怒哀楽を全部入れていただきたいな」って。ひとりの新しい活動が始まるので、現時点での軸になるような写真集ができました。

【歌っているときが一番幸せです】

――その姿は「グラジャパ!」限定特典のドキュメンタリー映像にも収められていますが、撮影前の打ち合わせにて、グループの解散に対して「悔しかった」と語っていました。あれから1ヵ月経ち、今はどんな心境ですか?

鈴木 悔しいは悔しいです(笑)。でも、基本的にはもう前を向いているといいますか。

グループには素敵な曲やパフォーマンスがたくさんあったし、「もっと届けたかったな」って気持ちはありますけど、今いるこの場所から何を届けられるかを考えたほうがいいなって。その悔しさをいいパワーに変えて、もっと周りの方々が笑顔になることをもっともっとしていこうと思っています。

――いい切り替えですね。元々ソロで弾き語りをすることもありましたが、今後はその中でも「歌」が軸に?

鈴木 ですね。やっぱり歌っているときが一番幸せですし。でも、自分の中でとりわけ自信があるわけではなくて(苦笑)、ファンの方や周りの方からたくさんいただく「これからも歌ってほしい」という声のおかげで、自分の中で「軸になるのかも」と気づけました。歌を真ん中に置くと、弾き語りはもちろん、ミュージカルとかいろんなことに挑戦できそうで楽しみです。

鈴木萌花(ex.AMEFURASSHI)がリスタートを切る初デジタル写真集をリリース「自分自身の象徴として『涙』を収めていただきたかったんです」

――今、自分で思う鈴木さんの強みってなんでしょう?

鈴木 すごくシンプルですけど、やったことがないことや不安なことでも、一生懸命にやりきることはひとつある気がします。ギターも最初は本当に難しくて、心が折れてばっかりだったんですけど、お仕事で挑戦させていただいたことで今の形になったし。

13年間やってきて、昔よりは「経験」によっていろんなことができるようになったけど、とにかく不器用なので......どんなこともちゃんとお家で準備していきます。

――その「ひたむきさ」、応援したくなる人は増えていくと思います。

鈴木 これからも頑張ります。

あと、これもシンプルですけど、笑顔もやっぱり自分の強みかなと思うので、これからもしっかり、笑って過ごしていきたいです。

鈴木萌花(ex.AMEFURASSHI)がリスタートを切る初デジタル写真集をリリース「自分自身の象徴として『涙』を収めていただきたかったんです」

――リスタート後の鈴木さん、楽しみにしています。ちなみに、解散後の約2ヵ月間、プライベートではどんなふうに過ごしていました?

鈴木 当たり前ではあるんですけど、友達や家族と予定を合わせやすくなったので、けっこうのんびり休んでいました。うちはよく旅行に行く家族なんですけど、前まで「私だけ行けない」みたいなことも結構あって(笑)。家族旅行に行けたのは嬉しかったです。

――そういえば、撮影当日にもそんな話をしていましたね。「家族旅行に行ったのに、洋服を何着も着替えてTikTokを撮り溜めた」と。

鈴木 (笑)。TikTokで毎日更新をやってるんですけど、同じ場所で同じ格好だと飽きちゃうだろうから、いっぱい着替えを持っていって、家族に撮ってもらっていました。

――プライベートと言いながら、半分お仕事じゃないですか!

鈴木 それだけファンの方々にいろんなものを届けたいんです!(笑)

●鈴木萌花(Moeka Suzuki)
2002年2月5日生まれ、東京都出身 身長155cm
◯2013年よりスターダストプロモーションに所属。「3B junior」「マジェスティックセブン」のメンバーとしての活動後、2018年に「AMEFURASSHI」のメンバーとして活動開始。2026年、グループの解散後、ソロタレントとして活動を行なう。

「AMEFURASSHI」活動時には「浪江女子発組合」のメンバーとしても活動。
公式X【@amefura_moeka】
公式Instagram【@amefurasshi_moeka_official_】
弾き語り用TikTok【@moeka_afs】
公式TikTok【@suzuki_moeka_official】

取材・文/アオキユウ(short cut) 撮影/藤本和典

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