最初のチャンスは名古屋。
神戸も32分、扇原貴宏のコーナーキックから、この日J1リーグ通算400試合出場を達成した槙野智章がヘディングで合わせるも、シュートは枠の上へ外れる。
リードする名古屋は35分、相馬勇紀が右サイドからドリブルで持ち込み、逆サイドのマテウス・カストロにパス。
直後に神戸は、再び扇原のCKから槙野が頭で合わせるも、今度は枠の左に外れた。40分にも、左サイドからのクロスがこぼれたところを、汰木康也がシュートするが相手DF陣にブロックされる。
前半はこのまま終了。名古屋が1点をリードして折り返す。
後半も名古屋が先にチャンスを迎える。
51分、マテウスが左サイドから精度の高いクロスを供給。すると、これを神戸の酒井がクリアミスし、そのままゴールに吸い込まれた。名古屋のリードは2点に。
55分にも相馬が右サイドからカットインでシュートまで持ち込む。
反撃したい神戸は71分、ロングパスに反応した大迫がループシュートを放つも、オフサイドの判定。ゴールとはならなかった。78分にも相手のパスミスから、大迫がチャンスを迎えるも、相手GKランゲラックに防がれる。
88分には名古屋。右サイドから受けたボールを胸トラップでコントロールした酒井宣福がシュートを放つも、GK前川がストップする。直後にも柿谷が左足でのシュートを打つも、ゴールならず。
試合はこのまま終了。名古屋が2-0で勝利し、昨季J1リーグ新記録となる21クリーンシート(無失点試合)を達成した守備陣の健在ぶりも光る試合となった。
名古屋は次節、26日にアウェイでFC東京と対戦。
【スコア】
名古屋グランパス 2-0 ヴィッセル神戸
【得点者】
1-0 23分 稲垣祥(名古屋)
2-0 51分 オウンゴール
【スターティングメンバー】
名古屋(4-2-3-1)
ランゲラック:宮原和也、中谷進之介、チアゴ、吉田豊:稲垣祥、レオ・シルバ(83分→長澤和輝):相馬勇紀(72分→森下龍矢)、仙頭啓矢、マテウス・カストロ(72分→柿谷曜一朗):酒井宣福
神戸(4-3-1-2)
前川黛也:槙野智章(62分→初瀬亮)、大崎玲央、小林友希、酒井高徳:セルジ・サンペール(74分→リンコン)、扇原貴宏、山口蛍:汰木康也(62分→ボージャン・クルキッチ):大迫勇也、武藤嘉紀