今シーズンはレアル・マドリードが史上36度目の優勝を果たした他、大躍進を遂げたジローナ、コパ・デル・レイを優勝し、8年ぶりのトップ5フィニッシュとなったアスレティック・ビルバオらがラ・リーガを盛り上げた。
さらに、スペイン人得点王の称号『サラ賞』を獲得したのは、15得点をマークしたFWボルハ・マジョラル(ヘタフェ)とFWアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)で、両者ともに初受賞に。とりわけ、ホセ・ボルダラス監督の下で覚醒したマジョラルは、3月上旬に膝の大ケガによりシーズンアウトを強いられたものの、仮にこの離脱さえなければ『ピチーチ賞』争いにも食い込んでいたに違いない。反対に、最多タイ4度の受賞を誇るFWイアゴ・アスパスが9得点にとどまり、9シーズンぶりに2桁に到達しなかった。
最後は、1シーズンあたりの平均失点数が最も少ないGKに贈られる『サモラ賞』だ。
試合後にチームメイトからが胴上げされた他、交代する際には敵地『バジェカス』からスタンディングオベーションを受けるなど、敵味方問わずに受賞を祝福されたウナイ・シモン。スペイン紙『マルカ』にて、「この賞は、すべてのチームメイトと、レサマ(練習場)で働く人々の日々の仕事のおかげなんだ。
■サラ賞
1位:15ゴール アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)
1位:15ゴール ボルハ・マジョラル(ヘタフェ)
3位:14ゴール ゴルカ・グルセタ(アスレティック・ビルバオ)
4位:13ゴール ウーゴ・ドゥロ(バレンシア)
5位:10ゴール ホセル(レアル・マドリード)
5位:10ゴール ジェラール・モレノ(ビジャレアル)
■サモラ賞
1位:0.92失点 ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)
2位:0.96失点 マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)
3位:1.00失点 アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)
4位:1.12失点 アントニオ・シベラ(アラベス)
5位:1.13失点 ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード)