来年に迫ったFIFAワールドカップ26開催国の一つであり、北中米カリブ海屈指の強豪国として知られるメキシコ。現在の代表チームは、かつて日本代表を指揮したハビエル・アギーレ監督が率いており、直近のCONCACAFゴールドカップ2025でも優勝するなど安定した強さを誇る。現地時間6日にはアメリカのオークランドで日本代表との国際親善試合を実施。森保一監督率いる日本代表にとっては、ワールドカップ開催地での強豪相手の貴重な腕試しの機会となる。
日本代表との一戦に向けてオークランドで調整を続けているメキシコ代表だが、試合前に予想外のトラブルに巻き込まれてしまったようだ。報道によると、現地時間8月31日にメキシコ代表が宿泊しているホテルの駐車場にて盗難事件が発生したとのこと。幸いにも選手たちに被害はなかったようだが、犯人はトラックに侵入し、ボールやフラッグ、コーン、ユニフォームなどの備品を盗んだという。
地元のオークランド警察は「事件は8月31日の午後9時半から9月1日の午前7時にかけて、オークランドのダウンタウンにある駐車場で発生した。複数の物品が盗まれており、現在も捜査中だ」との声明を発表した模様。また、オークランドのバーバラ・リー市長は「この件についてはオークランド警察と連絡を取り合っており、チームとも連絡を取っている」とコメントしたようだ。
なお、日本代表とメキシコ代表の国際親善試合は日本時間7日(日)の11時キックオフ予定。NHK総合テレビにて生中継されるほか、NHKプラスで同時配信、U-NEXTでリアルタイム・見逃し配信される。