チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ準々決勝のセカンドレグが15日に行われ、アーセナル(イングランド)とスポルティング(ポルトガル)が対戦した。

 リーグフェーズを圧巻の8戦全勝で終えたアーセナルは、ラウンド16でレヴァークーゼンを2戦合計3-1で撃破し、3シーズン連続のベスト8進出。
今シーズンはプレミアリーグでも首位に立っており、現時点で2冠達成の可能性を残している。一方、日本代表MF守田英正が所属するスポルティングはリーグフェーズで王者パリ・サンジェルマン(PSG)を撃破し、7位でノックアウトフェーズへストレートイン。ラウンド16では快進撃を見せていたボデ/グリムト相手に大逆転劇を演じ、クラブ史上初めて準々決勝へ駒を進めた。

 スポルティングの本拠地『エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ』で行われたファーストレグではアーセナルが先勝。守護神ダビド・ラヤが好セーブを連発すると、90+1分に途中出場のカイ・ハヴァーツがネットを揺らし、1点リードで『エミレーツ・スタジアム』へと帰還することになった。

 前半は拮抗した展開が続く。敵地に乗り込んだスポルティングはボール保持の局面において冷静にプレスを剥がし、守備でも隙を見せない。一方、ホームの声援を背に攻勢をかけたいアーセナルはエベレチ・エゼが時折良い形でライン間を取り、右のノニ・マドゥエケが積極的な仕掛けを見せるが、決定機を作るまでには至らず。得意のセットプレーも不発が続き、難しいゲーム運びを強いられる。

 43分にはスポルティングが決定機を創出。ルイス・スアレスが背後へのランニングで起点を作り、ボックス内左を取ったマクシミリアーノ・アラウホへ展開すると、対角へのクロスにジェニー・カタモが飛び込んだが、ボレーシュートは惜しくも左ポストに嫌われた。前半はスコアレスで終了する。


 後半に入り次第に圧力を強めていくアーセナル。56分、マドゥエケが独力で右サイドを突破し、クロスのこぼれ球をガブリエウ・マルティネッリがボレーで狙うが枠の上へ。マドゥエケはその直後にも力強い突破からフィニッシュまで持ち込んだがネットを揺らすことはできない。しかし、攻撃面でアクセントとなっていたマドゥエケは64分に途中交代を余儀なくされてしまった。

 ドローでも準決勝進出が決まるアーセナルは79分にレアンドロ・トロサールとガブリエウ・ジェズスを投入。攻撃でなかなか良い形は作れないものの、スポルティングに決定機を作らせず、試合はスコアレスのまま終盤へ突入する。1点が必要なスポルティングだが、トランジションの局面においてアーセナルを上回ることができず、なかなかボールの奪いどころも定まらない。試合はスコアレスで終了し、ファーストレグのリードを守り切ったアーセナルが2シーズン連続で準決勝へ駒を進めた。準決勝ではアトレティコ・マドリード(スペイン)と対戦する。

【スコア】
アーセナル 0-0(2戦合計:1-0) スポルティング


【ハイライト動画】アーセナルとスポルティングの第2戦はスコアレスドロー決着

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