しかしながら、後半は横浜FCの猛攻を受け、後半アディショナルタイム2分に同点に追いつかれてしまう。それでもPK戦でGK金珉浩のストップもあり、敵地ニッパツ三ツ沢球技場で勝ち点2を手にした。「90分で勝ちきれなくてめちゃくちゃ悔しいですが、前回対戦から考えると2-0から2-4にひっくり返された(※第7節の対戦)教訓を一定レベルで生かし、3-3でとどめてPKで勝ち切ることができた。ニッパツは僕のホームなので、ここはうちに微笑んでくれたんじゃないかなと思います」。Y.S.C.C.横浜ユースの出身で、2019年から21年までは指揮官も務めたシュタルフ監督はこう振り返った。
横浜FCを圧倒した前半45分、際立ったのが両サイドバックの果敢なプレーだった。28分は杉本蓮との縦関係から、左サイドバックの綿引が今季初ゴール。続く33分には中山のパスに抜け出した右サイドバックの沖田が、切り返しから左足でゴールネットを揺らした。サイドバックに求めるタスクについて、シュタルフ監督は「まずは走ること・戦うこと。
3点目を決めた右サイドバックの沖田は、水戸ホーリーホックから期限付き移籍で加入。昨季のJ2リーグでは13試合1得点だったが、今季は12試合で早くも3得点目となった。沖田は「相模原のサッカーをやっていれば、サイドの選手もゴール前に入っていく機会があります。僕の特長である上下動やシュートで足を振ること、セットプレーも含めた得点の部分は強みだと思っているので、そこを相模原のサッカーにリンクしてやり続けた結果、今は3点できているのだと思います」と分析。「僕が選手としてもっと上に行く、相模原をもっと上に導ける選手になるためには、もっともっと結果を出していかないといけない。今はJ2・J3リーグなので、J1の選手になるためにゴール・アシストで結果を残して、もっともっと相模原に貢献したい」とさらなる高みを見据えている。
期限付き移籍元である水戸では、真瀬拓海や飯田貴敬が右サイドバックとして出場を続けている。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

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