レッドソックスのラファエル・ディバース内野手が8日(日本時間9日)、一塁手への転向を打診されるも「ノー」と答えたことが、明らかになった。米大リーグ公式サイトが伝えた。
正一塁手トリストン・カサスが左膝の膝蓋腱(しつがいけん)を断裂し手術を受けてシーズンを棒に振ることが確実となって、ディバースは初めてレッドソックスの最高野球責任者クレイグ・ブレスローと面会し、意志を伝えた。
カサスの負傷で地元メディアなどはディバースを一塁に転向させ、右肩の故障により開幕から負傷者リスト入りしているものの「打撃には影響ない」としている吉田正尚外野手のDH復帰プランなどを提言していた。
しかし、今回の拒否発言で吉田のDH復帰の可能性がほぼ消滅。右肩の完治まで待つことになるのだろうか注目される。