村田真一まで捕手の顔だった「9」が強打の外野手の番号に変わっていく。
まずは清水隆行。
清水が西武に移籍した09年からは亀井義行(13年から善行)。入団後2年間は「25」。続いて清水と同じく「35」を2年間背負ったあと、09年から「9」になった。
亀井は同年、3本のサヨナラ本塁打を放った。シーズン3本は現在も2位タイの記録。21年3月26日のDeNA戦では、史上初、開幕戦での代打サヨナラ本塁打もマークした。通算のサヨナラ弾は7本で、清原和博の12本を筆頭に長嶋茂雄、阿部慎之助らに並ぶ6位タイだが、亀井の通算本塁打は101。サヨナラアーチ7本以上の打者は11人だが、他の打者は少なくとも200本以上打っており、割合では亀井がNO1だ。