巨人のF・グリフィン投手(29)が2勝目を目指し、10日のヤクルト戦(神宮)に先発する。9日は敵地で最終調整し、今季初の中5日に備えた。

長期離脱が決まった主砲・岡本について聞かれ「いつも通りの準備をするだけ。投手としてやることは変わらない。チームとして不幸なことではあるけど、起きてしまった以上はそれに対応するしかない。自分の仕事をする」と、大黒柱不在をカバーする投球を誓った。

 今季初先発で勝利した4日のDeNA戦(横浜)は6回85球で2安打無失点。体のリカバリーも間に合い、昨季6登板で2勝2敗、防御率4・22だったツバメ打線に挑む。昨年の2勝はともに神宮でマークしている左腕。「球場も狭いので、風がどう吹いているかを確認した上で登板したい。大事なのは低め。なるべくゴロを打たせることが大事」。自身2連勝で開幕からの出遅れを取り返す。

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