◆JERA セ・リーグ ヤクルト5―2巨人(9日・神宮)

 巨人の赤星優志投手がヤクルト戦で先発するも6回79球を投げて、4安打2失点。今季3勝目とはならなかった。

「最後、勝ってる状態で終わりたかったので、そこをもっと粘れるようにしたいと思います」と振り返った。

 赤星は初回2者から三振を奪うなど、最速150キロだった直球が走り、3回まで無安打投球。しかし、2―0の4回に安打や味方のエラーなどで1死満塁からオスナに左前適時打を浴びると、1点リードの6回。無死二塁でサンタナに左前へ同点適時打を浴びた。

 それでも中5日で雨が降る中、クオリティースタート(QS=6回以上3自責以内)を達成するなど試合をつくった右腕は「杉内さんからも雨が降ってるときは本当に我慢の投球、といわれていたのでフォアボールで崩れないように、というのは意識して投げました」と語り、「真っすぐはやっぱり押していけたのでランナー出してからの変化球とか入り方をもっと考えてやっていきたいと思います」と課題点を口にした。

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