◆JERAセ・リーグ ヤクルト5―2巨人(9日・神宮)

 ヤクルトが終盤の一発攻勢で逆転勝ち。4カードぶりにカード初戦をものにした。

打線は7回にホセ・オスナ内野手が勝ち越しとなる2号ソロを放つなど5点を奪った。投げては先発の高梨裕稔投手が7回を投げ7安打を許すも2失点(自責1)にまとめた。

 今季初勝利を挙げた右腕は「早く一つ勝ちたいなと思っていたので、チームも勝って、自分にも勝ちがついて、そこは本当によかったなと思いますし、ここで点で取ってくれた野手に感謝したいなと思います」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 巨人戦の白星は2020年7月12日(ほっともっと神戸)以来5年ぶり。「もっと勝ってなきゃいけないと思うんですけど、今日勝てて本当によかったなと思います」と“負の連鎖”を断ち切った喜びをかみ締めていた。

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