◆JERAセ・リーグ DeNA4X―3広島=延長10回=(9日・横浜)

 広島は、痛恨のサヨナラ負けで5連勝と2位浮上を逃した。打線が今季2度目の対戦となったバウアー相手に、1点を追う3回にファビアンの同点打と末包の勝ち越し2ランで逆転に成功。

先発・森下は8回2失点と好投したが、1点リードの9回に栗林が同点に追い付かれ、延長10回に森浦で力尽きた。ビジターでのDeNA戦は今季4戦全敗。昨季から8連敗は、1952年のフランチャイズ制以降では57~58年に並ぶ球団ワーストタイとなった。

 ―栗林投手は不利なカウントからの投球が続いた

 「ここ数試合、いいピッチングが徐々にできてきて、自分の球がいき出していた。今日はこういう結果になったけど、また次、頑張ってもらいましょう」

 ―打線は4月27日の対戦で8回2安打で羽月の本盗の1点だけに抑えられたバウアー投手から3得点

 「前回やられていたので、その反省を踏まえてバッティングコーチ、スコアラーを交えていいミーティングをしてくれていたと思うし、選手もいい対応をしてくれていたと思います」

 ―7回以降は毎回得点機をつくりながら追加点を奪えなかった

 「あそこも紙一重だね。紙一重だと思う」

 ―中村奨成選手が3安打

 「奨成は本当いいものを見せてくれているね、うん。何か本人もつかみかけているんじゃないかと思うし、コンスタントにいいスイングができている。今日も本当ナイスバッティングだったと思います」

 ―森下投手は先制されたが、8回2失点の好投だった

 「粘ってしっかりゲームをつくったと思います。また次も期待しています」

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