【日本ハム】金村尚真「サインを見たときにワクワクした」同学年・田宮のリードに感謝…１失点完投で３勝目
３勝目を挙げてナインとタッチを交わす金村尚真（カメラ・上村　尚平） 画像（1枚）

◆パ・リーグ　日本ハム２―１楽天（９日・エスコン）

　日本ハムの金村尚真投手が９回９奪三振１失点で３勝目。５月までに３完投は球団０８年のダルビッシュ有以来の記録。

３完封なら６６年の嵯峨健四郎以来球団５９年ぶり４人目の快挙だったが次戦以降にお預けとなった。

　８回２死三塁、宗山を空振り三振に斬った場面では５球全球、直球をインコースに投げ込んだ。「ピンチで全球同じコースに直球をいくキャッチャーはなかなかいない。そのサインを見たときにワクワクした。強い気持ちでいけた」と同学年・田宮のリードに感謝した。

　９回も２死二、三塁のピンチを招いたが、１１６球を投げ抜き完投。「９回いくぞと言われたときに『よしっ』て思える自分がいた。去年までなら『８回投げきったー。終わったー。あとは（抑えの田中）正義さん頼みます』みたいな感じだったので、そこは成長かなと思います」とメンタル面の成長もあげた。

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