2軍調整中の巨人・田中将大投手が10日、ジャイアンツ球場の室内練習場で登録抹消後初となる実戦形式のシート打撃に登板した。

 当初はグラウンドでの実施予定だったが降雨の影響で屋内に。

右大腿(だいたい)二頭筋筋損傷でリハビリ中の丸佳浩外野手、2軍で残留練習に参加中の小林誠司捕手と対戦した。

 直球にスライダー、カットボール、ツーシームなど持ち球を存分に使って56球を投じ、計17打席の勝負で安打性は2本。丸、小林に捉えられた当たりは1本ずつだった。「あれだけ1軍を経験している丸、誠司から『どういう感じに見える』だったり、打者からの感想を聞くことができた。それは今日すごいプラスだったなと思います」と振り返った。

 日米通算で198勝を積み上げてきた右腕は、今季2勝目を狙った1日・広島戦(東京D)で3回8安打3失点。試合後に2軍での再調整を言い渡されていた。

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