◆春季大阪府大会 ▽準決勝 大阪桐蔭11―0大体大浪商=5回コールド=(11日・GOSANDO南港)
大阪桐蔭が大体大浪商を破り、春は2年ぶりの決勝進出を決めた。プロ注目の最速149キロ右腕・中野大虎主将(3年)が、5回1安打無失点で完投した。
2回戦以来の登板となった中野は、初回1死に四球を出したが、2~4回を3者凡退。5回に初安打と暴投で1死二塁としたが、空振り三振と右飛でしのいだ。
打線は11安打11得点で、堺東との準々決勝に続くコールド勝利。中野は「まず南港でこの春、勝ちきるのが目標」と3年ぶり14度目の優勝へ意気込んだ。