巨人の秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)とソフトバンクのリチャード内野手(25)の2対1のトレードが12日、電撃成立した。
大江は今季、1軍登板はここまでなしだが、2軍では11登板、14回1/3で投球回数を上回る16奪三振を記録していた。
負けなしの男だ。ここまで1軍では通算149試合に中継ぎで登板して、いまだに0敗。自身は、「たまたまだし、投げる場所の問題だから」と語るが、数々の修羅場をくぐり抜けてきた。
大好きな妻のためにも新たな地で力を発揮してくれることだろう。23年の12月には一般女性との結婚を発表。「好きなところは一緒にいて楽しいところですね」とのろけていた。昨年、東京ドームで行われたファンフェスタの「TikTok No1決定戦」のダンス企画では、大ファンである「超ときめき♡宣伝部」のメンバーとコラボしダンスを披露。登場曲も「超ときめき♡宣伝部」の曲を使用するアイドル好きだ。愛する妻もアイドルが好きで、2人でライブ観戦にもよく出かける仲むつまじい話も披露してくれた。
普段は落ち着いていて、淡々としている左腕だったが、昨年の開幕前には「気合と、坊主だと自然と目が行くから」と短髪にするなど、覚悟を示していた。「1試合でも多くチームに貢献できるように頑張っていきたい」と強い覚悟を持っていた左腕なら福岡の地でも頼もしい戦力になるはずだ。(巨人投手担当・水上 智恵)