◆メニコン杯第28回日本少年野球 関東ボーイズリーグ大会 ▽小学生の部・決勝 深谷ボーイズ(埼玉西)5―4勝呂ボーイズ(埼玉西)(5月4日・大田スタジアム)

 メニコン杯 第28回関東ボーイズリーグ大会・小学生の部の決勝が4日行われた。深谷ボーイズ(埼玉西)が勝呂ボーイズ(埼玉西)を下し、2年連続優勝。

6連覇した東京世田谷ボーイズ(東京西)以来、2チーム目の大会連覇を成し遂げた。

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 終盤に逆転した深谷が連覇達成。2点を追う5回1死三塁で内田のスクイズ(記録は安打)で1点差。堀越が二塁打で続き二、三塁として、金子が2点三塁打を放ち逆転した。「最近、調子が良くなかったので、バットを短く持って思いっきり振った。打ててうれしくなり涙が出た」と大喜び。4回途中から再登板した南雲主将が最後を締めMVPに。「みんなが一つになって頑張った。最高です」とキャプテンは満面の笑み。

 リーグ戦では昨年、決勝を戦った埼玉新座に敗れ2位通過。準決勝の埼玉上尾戦は、6回逆転サヨナラ勝ちとギリギリの戦いが続いた。「昨年は橋本翔太朗(高崎ボーイズ)が引っ張って優勝した。

今年は全員の力で勝った。これまでで一番うれしい」と本橋樹監督(33)は感慨深げ。

 今年1、2月には熊谷工、本庄、熊谷商の野球部と合同練習を行った。「練習メニューは高校生と同じ。当然ついてはいけませんが、選手たちが具体的な目標を持つようになる」と指揮官。4月から6年生3人が加入。チーム内の競争は激しくなるが、それがレベルアップにつながる。深谷が成長の歩みを止めることはない。

 【深谷ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽6年生 ※南雲隼、郷古直哉、宇田川翔麻、京免淳也、大塚琉翔、上原颯真、塚越生吹、内田力椰、金子俐土、堀越麗央

 ▽5年生 小澤志優、関根陸人、石川碧真、田村航、手塚悠貴、金山稜汰、嶋野駿太

 【表彰選手】

 ◆小学生の部

最優秀選手賞 南雲隼(深谷)

優秀選手賞  内藤心那(勝呂)

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