◆大リーグ カブス5―2マーリンズ(12日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの鈴木誠也外野手(30)が12日(日本時間13日)、本拠のマーリンズ戦に「3番・左翼」でスタメン出場し、10試合ぶりの10号本塁打を放ち、勝利に貢献した。

 カブスは0-0の5回にスワンソンの9号2ランで先制し、タッカーの適時三塁打で3点を先制。

なお2死三塁で鈴木に打席が回った。マーリンズ2番手ベネジアーノと対戦し、フルカウントからの6球目、92・9マイル(約149・5キロ)の直球を左翼スタンドに放り込んだ。打球速度106・7マイル(約171・7キロ)、打球角度20度、飛距離413フィート(約125・9メートル)の当たりだった。

 渡米から4年連続2ケタ本塁打は日本人の右打者で初。また5月中に10号に到達したのは自身初めて。

 3日のブルワーズ戦以降6試合で1安打と調子を落としていたが、10日のメッツ戦で2安打し、4試合ぶりの打点もマーク。ニューヨーク遠征から本拠に戻っての初戦で地元ファンを喜ばせた。

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