◆イースタン・リーグ 日本ハム4―6巨人(13日・鎌ケ谷)

 巨人のマレク・フルプ外野手が、決勝打を放ってチームを2連勝に導いた。

 イースタン・日本ハム戦に途中出場し、同点で迎えた9回無死一塁で直球を捉えて左翼線を破る適時二塁打。

7日の2軍戦で右足首を痛めて5日間試合から離れていたが、復帰戦で結果を残し「直球への意識を持ってストライクゾーンに来たら思い切っていくことを意識した。トレーナーさんからもしっかりと治療していただいて、足首は不安なく打席に立つことができました」と振り返った。

 チームでは、岡本が左肘靱帯損傷で全治3か月程度が見込まれる重傷で離脱中。193センチ、99キロの恵まれた肉体を持ち「チェコのジャッジ」と呼ばれる大砲候補のフルプにも、結果を残し続ければ支配下昇格のチャンスがある状況だ。「環境に左右されずに自分ができることをやりたい。芯にしっかりと当てることで二塁打以上の長打を打つことや、また三振を減らすことを心がけて試合に臨みたい」と冷静に闘志を燃やした。

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