◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(13日・マツダスタジアム)

 広島の中村奨成外野手が、貴重な追加点を奪う一発を放った。1点リードの2回2死無走者から今季1号ソロ。

21年7月7日のDeNA戦(マツダ)以来1406日ぶりのプロ3号に、ベンチ前では首脳陣、チームメートから手荒に祝福された。

 「打ったのはフォーク。一振りで仕留めることができてよかったです。初回(1死満塁から)1点しか取れなかったので、いい追加点になりました」

 この試合前まで4戦連続マルチ安打中で、新井監督が「奨成、キテるね」と絶賛する25歳。すでに21年の自己最多15安打を上回っており、4年ぶりの一発が今季19安打目だ。

 この日から、開幕直後に故障離脱した秋山が1軍に合流した。連続マルチを放った4試合すべて「1番・中堅」でスタメンに名を連ねてきた中でベテランの復帰が決まったが、この日も変わらずスタメンに名を連ね、連続安打も5試合に伸ばして期待に応えた。

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