【巨人】 トレード加入のリチャードが鮮烈デビュー「激動でした」１０３５日ぶりのアーチとなる移籍１号＆マルチ安打
５回無死、左越えソロ本塁打を放つリチャード（捕手・坂倉将吾）（カメラ・山崎　賢人） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　広島５×―４巨人＝延長１２回＝（１３日・マツダスタジアム）

　ソフトバンクからトレードで加入した巨人のリチャード内野手が、新天地で鮮烈デビューを飾った。「７番・三塁」でスタメン出場。

移籍後初アーチを含む２安打１打点をマークした。

　スラッガーらしい弾道だった。３点を追いかける５回先頭。カウント１―１から森の直球を捉えて、滞空時間の長い一発を左中間へとたたき込んだ。２２年７月１３日オリックス戦（ペイペイＤ）以来、１０３５日ぶりのアーチ。「いってくれと思いながら走っていました」と汗をぬぐった。

　前日１２日にトレードが発表。この日の早朝に広島入りし、試合前には入団会見を行った。「６、７回くらいから久しぶりに足もつりそうになった。試合前からバタバタして。激動でした」と振り返った。

　一日だけの活躍では満足しない。

「継続ができなくて苦しんでいるので、これが毎日できるように、準備とか、結果以外のところにも目を向けて、今日何が良かったとかを意識したい。それが明日もできるようにしたい」と気を引き締めた。

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