◆JERAセ・リーグ 広島5X―4巨人=延長12回=(13日・マツダスタジアム)

 広島は、今季2度目のサヨナラ勝ちで巨人と入れ替わる形で2位に浮上した。4―4同点の延長12回1死一、三塁、左脇腹肉離れから復帰初戦のモンテロが、中前にはじき返した。

延長12回を無失点で抑えたドラフト3位・岡本駿が、プロ初勝利。岡本は1日の敵地戦のサヨナラ負けでプロ初黒星を喫していた借りを返した。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―モンテロが復帰初戦でサヨナラ打

 「最高の場面で打ってくれましたね。今日久しぶりに帰ってきたんですけど、全打席内容も良かったのですごく期待して見ていました」

 ―2回には中村奨選手が4年ぶりの今季1号

 「本当、打った瞬間いいホームランでしたね。どんどん自信にしてもらいたいです」

 ―秋山選手が故障から復帰したが「1番・中堅」で起用

 「ずっといいものみせてくれているので、そこは奨成で、ということですね」

 ―危機感を持ちながら結果を出している

 「やっぱり、今つかんでいるところを離したくないと思って彼もやっていると思うし、またそこでチーム内でのいい競争が生まれているのかなと思います」

 ―岡本投手がプロ初勝利

 「本人も最後キャベッジの当たり(右飛)は『ヒヤッとしました』というところだったんですけど、本当回にああいう場面でルーキーながらいいピッチングをしてくれたと思いますし、また彼も自信にしてもらいたいなと思います」

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