巨人・中山礼都が逆転口火打！再昇格後初打席で右中間二塁打「生かしてくださったのは尚輝さん」
８回１死、代打・中山礼都が右中間に二塁打を放つ（カメラ・山崎　賢人） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人４ー２中日（１６日・東京ドーム）

　中山が逆転勝利への口火を切った。１―２の８回１死で代打出場。

カウント１―１からマルテのスプリットに反応し右中間へ運んだ。１４日に再昇格後初打席で、吉川の逆転３ランにつなげる、大きな価値のある二塁打。「僕の今日のヒットを生かしてくださったのは尚輝さん（吉川）なので、感謝しかないですし、格好いいなと思いました」と、声を弾ませた。

　今季は開幕１軍だったが、打率２割１分３厘で４日に登録抹消。降格後はイースタンで打率４割５分をマークし、最短の１０日で再昇格した。代打では今季１０打数５安打、打率５割と勝負強さを示している。

　阿部監督も「本当にいいバッティングをしたと思う」と賛辞を贈った。現在チームでは２学年の上の増田陸が躍動しており「すごいなと思って見ていますし、負けたくない気持ちも持っています」。自身も守る三塁にはリチャードも加入した。中山のレギュラー奪取への道が再び始まった。

編集部おすすめ