「第22回龍野ボーイズ大会」(10、11日・若鮎球場ほか)◆中学生の部 ▽準々決勝 高槻ボーイズ8-4関西高槻中央ボーイズ

 大阪北支部同士の一戦を制した高槻が4強入りした。3安打3打点でチームを引っ張った古川主将は「今日は2試合とも持ち味の打ち勝つ野球ができた」と胸を張った。

 初回1死二、三塁から渡辺が「みんながチャンスをつくって回してくれた。この場面で凡退したら4番失格と思った」と中越えへ2点三塁打。さらに重光の犠飛で追加点を奪うと、2回にも間島が適時二塁打、古川も2点三塁打し、主導権を握った。

 11安打した打線で、ひときわ輝いたのが間島だ。3安打2打点で勝利に貢献した1番打者は「切り込み隊長の役割が果たせた。ゲームの流れを引き寄せられた」と笑み。投手陣では、先発・重光がヒーローの一人で、5回2失点と試合をつくり「ゲームを壊さない投球ができた。常に平常心で投げられた」とうなづいた。

 次戦以降も、この日のような野球で勝利をつかみ取る。

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