◆JERAセ・リーグ 阪神4―0巨人(20日・甲子園)
首位を走る阪神が今季6度目の完封勝利を飾り、連勝を3に伸ばした。貯金は今季最多7となった。
先発の才木が巨人戦でプロ初の完封勝利を挙げた。初回、2回と多くの球数を要したが、試合中盤からテンポ良くアウトを重ねた。巨人戦は自身5連勝。150キロを超える直球に宝刀フォーク、カーブ、スライダーで相手を封じ込めた。
打線は初回。1死二塁から森下が戸郷の直球を振り抜き、左翼席に運んだ。8試合ぶりとなる先制の7号2ラン。伝統の一戦で4戦連発は1999年のジョンソン以来、26年ぶりだ。「コントロールの良いピッチャーなので、ファーストストライクから積極的に打ちにいった結果、しっかり自分のスイングができました。才木さんを楽にするためにも、初回から先制できて良かったと思います」。不動の3番打者は、7回にも中犠飛を放った。