山本由伸が６勝目＆チーム４連敗ストップへ先発　初回３者凡退の好発進、チーム６戦ぶり初回無失点
ドジャース・山本由伸（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―ダイヤモンドバックス（２０日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・山本由伸投手（２６）が２０日（日本時間２１日）、大谷翔平投手（３０）が「１番・指名打者」でスタメン出場した本拠地・ダイヤモンドバックス戦に先発し、初回は３者凡退の好発進を切った。

　ドジャースは直近５試合連続で初回に失点。

ロバーツ監督も試合前には「初回をゼロで抑えることは非常に助かる。初回ゼロでのスタートは非常に重要だ」と、立ち上がりの重要性を説いていた。

　初回は先頭のキャロルをフルカウントから中飛に打ち取ると、マルテも右飛。２死からグリエルも遊ゴロに打ち取った。ドジャースは６試合ぶりに初回無失点だった。

　前回登板の１４日（本拠地１５日）の本拠地・アスレチックス戦では、２点リードの３回に２ランを被弾。４回にも四球をきっかけに適時二塁打を許し、６回４安打３失点だった。チームが逆転したことで５勝目はつかんだが「ボール先行して少し、真ん中に寄ったボールを打たれたり、反省することがたくさんありました」と納得はなかった。

　ダイヤモンドバックスと敵地で対戦した８日（同９日）は、マルテに満弾を浴びるなど５回６安打５失点と苦しめられた。今季は試合前の時点で５勝３敗、防御率２・１２。チームは４連敗中で先発もスネル、グラスノー、佐々木が故障で離脱して苦しいが、エースとして６勝目を狙う。

編集部おすすめ