大谷翔平がスライダー解禁、ロバーツ監督「前進していることには違いない」　日本時間２５日にもＶＳ打者か
キャッチボールでスライダーを解禁した大谷翔平（カメラ・安藤　宏太） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―ダイヤモンドバックス（２０日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２０日（日本時間２１日午前１１時１０分開始予定）、本拠地・ダイヤモンドバックス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。ＭＬＢ全体で単独トップの１７本塁打を放っているが、２戦連発の１８号に期待がかかる。

先発のマウンドには６勝目を狙って山本由伸投手（２６）が上がる。

　大谷は試合前練習中にグラウンドに姿を見せるとキャッチボールで調整。最後にはこれまで右肘への負担などを考慮して３か月ほど封印していたスライダーを解禁した。ロバーツ監督は「前進を続けている。私は彼が、スライダーを平地から投げるのではなく、ブルペンで投げるのがいつになるのかは知らないが、前進していることに違いはない。次のステップは土曜日にアップ＆ダウン（試合を想定したインターバルを挟んだ投球練習）を予定している」と説明。これまで現地時間土曜日にブルペンでの投球練習を行っており、関係者によると２４日（同２５日）にも対打者へ投げる可能性があるという。

　１７日（同１８日）には２３年９月の右肘手術後最多となる５０球を投げ込み、投手復帰へ向けての調整も段階が上がってきた大谷。指揮官は大谷のメジャー登板の時期については、「正確な時期は分からない。ショウヘイのリハビリを日々管理している者たちからのゴーサインを待っているところである」と話すにとどめた。

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