オコエ「申し訳ない気持ちがあった」シーズン中の手術に本音…実戦復帰戦は２の０
Ｇ球場で行われた３軍戦に出場したオコエ瑠偉（カメラ・頓所　美代子） 画像（1枚）

◆プロアマ交流戦　巨人３軍１―３Ｈｏｎｄａ（２０日・ジャイアンツ球場）

　巨人のオコエ瑠偉外野手（２７）が２０日、右肘手術から実戦復帰した。３軍のプロ・アマ交流戦、ホンダ戦（Ｇ球場）に「１番・左翼」で先発出場。

初回無死では遊ゴロ失策、３回２死で迎えた２打席目は三ゴロだった。守備機会は１回のみだったが、軽快にプレー。３回終了後に交代し、２打数無安打だった。「三振をせずにバットに当てていく中での感覚を意識していた」と汗をぬぐった。

　右肘の状態は４月以降に急激に悪化したという。送球だけではなく打撃にも影響が出ていた。プレーを続ける道も模索したが球団や首脳陣と話し合い、手術を決断。２日に「右肘関節鏡視下遊離体摘出術」を受けた。試合復帰まで術後約２か月と見込まれていた中、約３週間での早期復帰を果たした。「シーズン中だったので申し訳ない気持ちがあった。手術をさせてもらったので一からアピールして戻れるように」と力を込めた。（宮内　孝太）

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