◆JERA セ・リーグ 阪神4ー0巨人(20日・甲子園)

 先発した戸郷翔征投手が4回6安打3失点で降板。試合後、次回は中4日で25日のヤクルト戦(東京D)で先発する見込みとなった。

 試合前まで5試合で先発し、白星は0。今季初勝利を目指して6度目のマウンドに上がった。初回に先頭の近本を右飛に抑えたが、続く中野に左前打を許すと、3番の森下にカウント1ボールから投じた直球を完璧に捉えられて左翼席へ飛び込む先制2ランを浴びた。

 2点を失うと、4番の佐藤にも四球を与えて5番の大山には左前打を打たれた。なお1死一、二塁では前川の打席では一塁のリチャードが捕球して二塁へ送球。併殺打に打ち取れる場面だったが、泉口の一塁への送球が逸れた間に前川は二塁へ進塁。二走の佐藤輝がホームに返り、この回3点を失った。

 しかし、2回以降は得点を許さず、5回の打席で浅野が代打に送られて4回67球で降板した。

 初回こそ失点したが、2回と3回は走者を出しながらも無失点。4回も3者凡退で抑えた。満足することはないとしつつも「初回良くなかったですけど、その後の得点圏のピッチングだったりとか4回のピッチングも良かったので。いいものは徐々に出せてきてます」と手応えを感じ「変化球の見逃しも多かったですし、真っ直ぐでつまらせてゲッツーもあったので。

ただチームが負けてるのでそんないいゲームとは言えない」と振り返った。

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