◆米大リーグ　ドジャース３―１ダイヤモンドバックス（２１日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２１日（日本時間２２日）、本拠地９連戦最終戦のダイヤモンドバックス戦に「１番・指名打者」でフル出場し、４打数無安打で４試合ぶりに安打が出なかった。。

ドジャースは１点を追う６回にＴ・ヘルナンデスが値千金の１０号逆転３ランを放って試合をひっくり返し、２連勝で３１勝１９敗の貯金１２となった。

　ダイヤモンドバックスの先発は２１年サイ・ヤング賞右腕のバーンズ。大谷は昨年本塁打を放っていたが、初回先頭の１打席目は空振り三振。４回先頭の２打席目は２度も右脚に自打球を当ててもん絶する不運に襲われ、二ゴロに倒れた。

　１点を追う６回無死一塁の３打席目は大飛球の右飛。打球角度４０度ではじき返した打球は飛距離３５６フィート（約１０９メートル）で柵越えまではあとひと伸び足りず本拠地のファンは総立ちになったが一瞬にしてため息に変わった。データサイト「Ｂａｓｅｂａｌｌ　Ｓａｖａｎｔ」によると、ヤンキースとレイズの本拠地であれば本塁打だった当たりだという。この回２死一、二塁でＴ・ヘルナンデスが中堅へ１０号逆転３ランを放って試合をひっくり返した。大谷は８回１死の４打席目も２番手左腕・ビークスの前に空振り三振を喫した。

　あす２２日（同２３日）は試合がないドジャース。２３日（同２４日）からは敵地でメッツ、ガーディアンズとの６連戦が組まれている。

　

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