◆JERAセ・リーグ 広島2―2ヤクルト=延長12回規定により引き分け=(22日・マツダスタジアム)

 広島は、2度のビハインドを追い付き、今季2度目の引き分けとなった。ドラフト1位・佐々木泰内野手=青学大=は、2回2死から一塁線を破る二塁打。

デビュー2戦目、通算4打席目でプロ初安打をマークし、6回にも中前打。マルチ安打の一方、延長11回無死一、二塁でバントを決められず、勝利を呼び込めなかった。投手陣はスライド先発の大瀬良が5回100球を投じ、5安打4四死球で2失点とリズムをつくれず。6回以降はリリーフ8人が無失点でつないだ。また5月は全試合安打だったファビアンが、6打数無安打で連続安打は17試合でストップした。以下は新井監督の一問一答。

 ―大瀬良投手が5回降板も、6回以降は中継ぎ陣が無失点でつないだ

 「そうやね。後をつないだリリーフ陣が、みんな今日もいいピッチングをしてくれたと思います」

 ―延長12回はドミンゲスは来日初のリリーフ登板

 「昨日(21日が雨天中止で)流れたから、鈴木を上がり(ベンチ外)にして、ドミを入れていました」

 ―打線は追いかける形になったが、結果的に引き分け

 「追いついての引き分けなので、みんな、よく頑張ったと思います」

 ―佐々木選手がプロ初安打含む2安打

 「いいヒットだったよね。初球の変化球をね。雰囲気を持っている。打つだけじゃなく、守備の方でもいいプレーがあったし、あの二塁打も思い切っていけている。打つだけじゃなく、走攻守すべての面で攻めていっていると思います」

 ―小園選手がベンチスタートだった

 「(先発が大瀬良)大地ということで、低めにカットボール、変化球を集めてゴロが多い。

しっかり守りたいということ。いろいろゲームプランを考えた中で今日は小園は後からということに決めました」

 ―大瀬良投手の投球について

 「ちょっと球数がかかっていたかなと。ちょうど5回で100球かな。次もいったら120球になりかねなかったので、もうあそこで」

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