30日のロッテ戦(エスコン)に先発する日本ハムの達孝太投手(21)が29日、連続での“ロッテ封じ”を誓った。前回18日のロッテ戦(ZOZO)は7回2安打無失点。

勝ち負けは付かなかったが、8奪三振と内容も伴った。首位チームのカード初戦を託されたことも意気に感じ、勝利へ導く投球を見せる。

 印象は強く残っている。「結構しっかり抑えられた。どう対策してくるか分からないですけど、向こうはたぶんネガティブな意識だと思うので、いいイメージのままいけたら」。ただ、ロッテ打線に上向きな気配を感じ「前回より難しくなると思うので、甘くだけは入らないようにしたい」と油断はない。

 首位で迎える交流戦前、最後の3連戦。エスコンでキャッチボールなどの最終調整を終え「(首位は)昨日言われて意識し出したっすね。カード頭なんで、ちょっと意識してる部分はあります」と苦笑した。今季は2戦13イニングを投げ、わずか1失点。いつも通りの投球で、チームに流れを呼び込む。

(山口 泰史)

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