◆JERA セ・リーグ 中日―巨人(31日・バンテリンドーム)

 巨人の岸田行倫捕手が4試合ぶりに「8番・捕手」で先発出場。猛打賞の活躍を見せた。

 岸田は1点ビハインドの3回。先頭打者として打席に入ると相手先発・高橋宏の153キロ直球を中前にはじき返して出塁。5回も先頭で遊撃への内野安打を放ち、2点を追加された直後の9回には1死から相手の守護神・松山から中前打を打ってチャンスメーク。それぞれ得点につながることはなかったが、4打数3安打と快音が響き「いいものはしっかり継続して、次につなげていきたいなと思います」と先を見据えた。

 守備でも先発したグリフィンを7回7安打2失点とリード。今季3連勝中だった左腕については「(全体的に)チェンジアップがちょっと抜けていて、あんまり操れてなかったのがあって。向こうもやっぱり前回(グリフィンに)やられていて、結構積極的に来てるなっていう印象で今日ずっと受けていた」と振り返り「でも、途中からフォークとか交えながら、なんとか粘り強くいけてたので。同点とかも粘りきれればよかったんですけど…。なんとか同点のまま、7回終われたのでよかったなと」と語った。

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