ウエスタン・リーグのくふうハヤテに派遣されていた巨人の山田龍聖投手が、今後は先発として2軍ローテに入る予定であることが31日、明らかになった。桑田2軍監督が「成長して帰ってきたよね。

ちゃんと結果を残してきたわけだから、先発でやってもおうかなと思います」と明かした。

 この日のイースタン・DeNA戦(平塚)は雨天中止となり、山田もジャイアンツ球場で行われた全体練習に参加。支配下再昇格、そして4年目での1軍初昇格を目指す左腕は、「ずっと1軍で投げるためにやってきた。2軍で先発して、ローテを回れるくらいファームで抑えないと1軍はないと思っている」と力を込めた。

 山田は21年ドラフト2位でJR東日本から入団。鋭い腕の振りから繰り出す直球とチェンジアップを武器に、昨季は2軍で29試合に登板して防御率1・65をマークしたが、1軍登板はなく今季は育成契約で再出発した。3月11日からくふうハヤテに派遣されると先発ローテを担い、9登板で2勝2敗、防御率1・79をマーク。当初は6月30日までの予定だったが、1か月ほど早く派遣期間を前倒ししての復帰となった。

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