◆JERAセ・リーグ DeNA5―2ヤクルト(31日・横浜)

 ヤクルトは初回に2点を先制されながら一時同点に追いつく粘りを見せたが、終盤に力尽きた。

 2―2の8回に3番手の小沢怜史投手が佐野、牧に2者連続弾を浴びて万事休す。

打線も11試合連続2得点以下の壁を破れず2点止まりでビジターでは昨年7~8月以来の7連敗を喫した。借金は今季最多を更新する16に膨れ上がった。

 試合後、高津臣吾監督は「うちのリリーフは石山以外は投げてみないとわからないところがある」と指摘。「2点でも勝てる可能性はあるので抑えればいい」と続けた。

 先制された試合では4勝25敗1分けと圧倒的に不利な状況が続く。悪夢の5月は5勝18敗1分けと散々な結果に終わった。指揮官は「勝って終わりたい。明日から6月なので、いい6月にしますよ」とファイティングポーズは崩さなかった。

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