◆イースタン・リーグ DeNA―巨人(1日・平塚)

 巨人の田中将大投手がイースタン・DeNA戦に先発。2軍降格後3度目の登板で3回1安打無失点、1奪三振で巨人加入後最速タイとなる149キロをマークした。

 初回は関根を遊ゴロ、西巻を中飛とテンポ良く封じ、最後は勝又を144キロ直球で空振り三振。2回は先頭の井上に中前安打を許したが、九鬼を変化球で遊ゴロ、知野を内角球で詰まらせて左飛、小針はカウント2―2から149キロの外角直球で二ゴロに打ち取った。3回も打たせて取る投球で加藤を二ゴロ、田内を遊ゴロ、2順目となった関根は初球の変化球で二ゴロに封じ、この回限りで降板した。

 降板後は取材に応じた。当初は5月31日の同戦に先発予定だったが、雨天中止に伴ってスライド登板。4回から2番手で登板した西舘とのイニングの関係で短いイニングの登板となったことには「雨に言ってください」と苦笑いする場面もあった。

 3回無失点の好投で試合前は1・35だった2軍戦での防御率は1・17に向上。「いい感じでアウトを積み重ねることができたかな思います。ゴロだったり、完全に打ち取ったようなフライにしても。唯一のヒットも前に落ちる打球でしたし。ボール先行になるカウントもいくつかありましたけど、そこからカウントを立て直して結果的に抑えることができたので、そこはよかったかな」と振り返った。

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