◆JERAセ・リーグ 広島0―8阪神(1日・マツダスタジアム)

 阪神が今季3度目の同一カード3連勝だ。2013年以来、12年ぶりにマツダスタジアムで同一カード3連勝。

今季最多の貯金10で、優勝した23年以来の貯金2ケタで交流戦に突入する。

 主砲コンビが一振りで試合を決めた。初回1死二塁。森下が左翼へ先制の8号2ランを放った。主砲の11戦ぶりの一発で主導権を握った。8回には2死一、二塁から佐藤輝が右翼へ13号3ラン。5月5日・巨人戦(東京D)以来のアベック弾で勝利を引き寄せた。9回には近本、中野にも適時打が生まれ3点を加えた。

 先発のドラフト1位ルーキー・伊原は6回まで被安打1の快投。7回に連打で降板したが、後続を2番手・湯浅が抑え、伊原は4勝目を挙げた。左腕は規定投球回未達ながら防御率1・09と抜群の安定感だ。8回は及川、9回はネルソンが締めた。

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