◆JERAセ・リーグ 中日4―1巨人(1日・バンテリンドーム)

 中日は8回に巨人のセットアッパー・大勢を攻略して3点を挙げ、2連勝。2カード連続の勝ち越しで、交流戦前の前半戦を勝利で締めくくった。

 初回に先制を許したが、直後に岡林の2年ぶりとなる1号ソロで同点に追いついた。2回以降は5回を除いて毎回走者を背負い、チャンスをつくりながらも無得点。両軍譲らぬ展開を見せたが、8回に試合を動かした。

 この回に登板した大勢から2死満塁の好機を作ると、4番・カリステの打席で暴投の間に勝ち越しに成功した。その6球目。外角直球を中前にはじき返す適時打で、2点を追加。右腕がリズムを崩す間に一気にたたみかけた。

 4―1の9回は松山が抑え、今季20セーブ目をマーク。5月30日にマルティネス(巨人)がマークしたプロ野球史上最速となるチーム51試合目での20セーブ到達に並んだ。

編集部おすすめ