3月に開業した、よみうりランドに隣接した新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」(東京都稲城市)で1日、関東地区の女子硬式野球リーグ「ヴィーナスリーグ」の公式戦が行われた。近隣のジャイアンツ球場で女子野球の東西リーグ対抗戦などが行われたことはあるが、よみうりランドでの公式戦はいずれも初めて。

 この日は巨人女子チーム・エイジェック(栃木)戦など4試合が行われた。“本拠地”開催となった巨人は好機を生かせず0―1で今季公式戦初黒星。宮本和知監督は「お客さんが多かったので良い試合をと思いましたが、ミスが多かったですね。本拠地として、男子のように女子も歴史を積み重ねていこうと思っているので、これを糧に頑張っていきたい」と語った。

 イースタン・リーグを中心に、大学野球やボーイズリーグ、高校野球など広く使用される同球場。今後も今月14、15日など数回のヴィーナスリーグ開催が予定されている。

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