◆JERA セ・リーグ 中日4―1巨人(1日・バンテリンドーム)

 巨人の戸郷翔征投手が中日戦で先発し、5回2/3、107球を投げて9安打1失点の粘投も今季2勝目とはならなかった。「あれだけヒットを打たれたらしんどいですし、チームにもいい流れは渡せなかったので、申し訳なかった。

次またしっかり頑張りたいと思います」と振り返った。

 1―0の1回裏。2死走者なしから3番・岡林に149キロの直球を捉えられて右翼スタンドへの同点ソロを浴びて、試合をすぐさま振り出しに戻された。

 それでもそれ以降は、走者を背負っても要所を締めて無失点を続けた。

 同点で迎えた6回には先頭を安打で出すなどして2死一、二塁としたところで阿部監督がマウンドへ。戸郷はイニング途中で降板となった。

 特に初回はストレートを捉えられる場面が目立ち、「いいボール、いいコースにはいってるけど岡林くんのホームランもそうですし、それを打たれているってことは球威だったり、質が悪いんだろうな、ってところがあるのかなと思うので見直していかないといけない」と反省。それでも勝ち越しを許さず粘り、「キャッチャーの要求通りの僕が行くところ、引くところはできたと思いますし、ピンチでのボールはいいものがたくさんあったのでそれまでの段階のボールを意識しながらやっていけたらなと思います」と語った。

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