◆JERAセ・リーグ 広島0―8阪神(1日・マツダスタジアム)
広島の佐々木泰内野手が、三塁守備で高く弾んだ打球が右肩と右頬付近に受けて途中交代するアクシデントがあった。9回2死二塁から、森下の打球がイレギュラーして当たった。
この日は2戦ぶりにスタメンに名を連ねた。2点を追う7回1死満塁の好機では、力ない二飛に倒れた。「これが実力」と悔しがった。
ベンチには代打陣が控えていた中で、新井監督が「もちろん、それは経験してもらいたいから」と、そのまま打席に送った。
「自分はチャンスをいただいている。この凡打をただの凡打に済ませるのではなく、しっかりと次につなげられる凡打にできるように。そこは自分次第だと思う。こういう経験を生かせるようにやっていきたいと思います」
左太もも裏の肉離れによる出遅れから、デビュー2戦目の5月22日のヤクルト戦(マツダ)でプロ初安打をマーク。この日まで26打数5安打で打率1割9分2厘で、得点圏では9打数ノーヒット。交流戦でのプロ初打点を目指す。