【中日】今季初の２カード連続勝ち越しで交流戦へ　井上一樹監督「よく、みんな戦ってくれている」
巨人に連勝し、ファンの声援に応える井上一樹監督　（カメラ・豊田　秀一） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　中日４―１巨人（１日・バンテリンドーム）

　中日は、２連勝で今季初の２カード連続で勝ち越しを決めた。

　打線は、１点を追う初回に岡林の２年ぶりとなる１号ソロで同点に追いついた。

２回以降は走者を出しながらも、無得点が続いていた。だが、８回２死満塁、４番・カリステの打席で、大勢が暴投を記録し、勝ち越しに成功。流れが傾くと、カリステが中前適時打でさらに２点を追加し、試合を決定づけた。

　交流戦前までの５１試合を２３勝２６敗２分けで終了。最大６あった借金を３まで減らした。井上監督は「『こいつがこれぐらい（活躍してくれる）』っていう計算をしてる選手、逆にそんなレベルで考えてなかった選手のギャップ（があった）。（主力が）故障してしまったりとか、借金３にはなってるけど、よく、みんな戦ってくれてると思います」と、うれしい誤算もありながらも総括した。

　３日からは、敵地・福岡でソフトバンクとの交流戦が幕を明ける。ゲーム差に大きく影響が出る交流戦。指揮官は「（セ・リーグの）上には４チームいる。突き放されることなく、食らいつくことをテーマに戦っていきたい」と力を込めた。

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